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Wine 101

スパークリングワインを新たな主軸にする

11月 02, 2021

Written By ブリーレ・バックラー(Brielle Buckler)

こんなことを想像してください。結婚披露宴に入ると、スパークリングワインのトレーを持ったスタッフが迎えてくれます。それはシャンパンですか?プロセッコ?関係ありません。グラスを持ってカウンターテーブルに進み、クリーミーで薄く切られた、お美味しい前菜の到着を待ちます。スパークリングワインと完璧なペアリングです。

私のように、ここ数年の人生で結婚式や愛する人の特別なイベントが目白押しだった場合、あなたは新郎新婦が歩いてくると、お祝いの声をかけながら、マグロのタルタルやミニチュアロブスターロール入りのカップのような贅沢な前菜と一緒に、スパークリングワインを何杯も飲んだことでしょう。

スパークリングワインは、米国の内外で伝統的なパーティーのスターターです。泡は人を興奮させ、シャンパンフルートには雰囲気を高める何かがありますが、それは見せるためだけではありません。スパークリングワインは非常に酸味が強いです。つまり、カクテルアワーの軽食のような脂っこい、またはクリーミーな料理とのペアリングが最高であることを意味します。

とはいえ、スパークリングワインは一芸にしか秀でないわけではありません。多くの場合、私たちはお祝いの際に楽しんでいますが、次のお祝いで人形のように整列するまで、自分ではボトルを開けません。

最近、私はそのシナリオを覆しています。しかし、私のお気に入りのスパークリングワインのペアリングの話に入る前に、様々な様式のスパークリングワインについて少し背景を説明する必要があります。

スパークリングワインの様式

伝統法

あなたはシャンパンをご存知で、そして、たぶん、大好きでしょう。しかし、「Champagne」は発泡性の白ワインを表す普遍的な言葉ではありません。Champagne(シャンパーニュ)はフランスの地域で、この地域にちなんで名付けられた方法であるメトード・シャンプノワーズ(Méthode Champenoise)でワインが作られていますが、これは伝統法とも呼ばれます。技術的には、シャンパンの生産には7つのブドウを使用できますが、主要プレーヤーは次の3つ、シャルドネ、ピノノワール、ピノムニエです。ワインは最初に大きなタンクで発酵が行われ、次に個別のボトルで2回目の発酵が行われます。このため、結果としてグラスの中のワインに知覚可能な影響があるため、伝統法は、ここに書かれたその他の方法とは異なるものとなっています。その2回目の発酵を行うために各ボトルに酵母を加えると、パンのようなノートがワインに与えられます。この方法で作られたスパークリングワインは、新鮮なブリオッシュのようなにおいがすることもあります。

シャンパン、クレマン、カヴァゼクト、またはフランチャコルタをお持ちの場合は、伝統法で作られたスパークリングワインをお持ちということになります。

タンク法

これはワインの様式の一つですが、このワインの作り方は別の名前で呼ばれています(ワインの世界にはこのような不可解なことがよくありますので、心してください)。プロセッコは、グレラ産(Glera)ブドウ(以前はプロセッコと呼ばれていましたが、これも少し混乱しています)から作られたイタリアの発泡性白ワインと説明しています。プロセッコはタンク法またはチャーマット法(charmat)で作られています。2回目の発酵を個別のボトルで行う代わりに、両方の発酵がともに大きなタンクで行われます。その後、泡でボトルを満たし、密封されます。

先祖伝来法

これはスパークリングワイン作りの最古の方法であり、やや制御不能な面があります。それは最初の発酵を途中で止めること、そして、ワインが個別のボトルでそのプロセスを続けられることが特徴です。この様式は、陳列棚に多くのペティラント・ナチュレルワイン(pétillant-naturel )が多く見られるようになり、すごい勢いで復活してきています。

ソーダ法

信じられないかもしれませんが、スパークリングワインを作る最も簡単な方法の一つは、CO2をワインに注入して泡を追加することです。一般的に、この方法はワインの大量生産に用いられます。

スパークリングワインの様式が重要な理由

スパークリングワインの生産様式を知ることは、一口飲む前の判断に役立ちます。伝統法のシャンパンは、パンのような、酵母のようなノートを持っていることがよくあります。お好きではない?であればプロセッコ、または別のタンク法のワインをお試しください。砂糖の摂取を制限中ですか?ラベルでブリュットまたはエクストラブリュットを探します。これは、1リットルあたり砂糖は6グラム未満であることを示しています(エクストラブリュットを見つけた場合はゼロに近い)。伝統法のスパークリングワインは、一般的に、より細かい泡立ちでもあり、それが口蓋に泡の感覚をもたらします。伝統法のワインの2回目の発酵は、はるかに狭い空間で行われるため、ソーダ法のスパークリングワインで体験することがある大きくて粗い泡とは対照的に、この様式のワインの泡は小さく、微かにチクチクするように感じます。

カクテルアワーの時間外でペアリングするには

基本を理解したので、泡は大きなお祝いのためだけのものである、またはそれがご自分の価格帯から外れているという考え方から、いよいよ抜け出す時が来ました。地元のワインショップの棚にはたくさんの美味しいスパークリングワインがあり、既に夕食で食べているものとも完璧に合います。始める際のいくつかの提案を以下に示しましょう。

  • ペパロニピザとランブルスコ:ピザはこの分野で役立つ食品グループの一つで、私が見つけた最高のペアリングは、ペパロニ(ソーセージとオニオンもいけます)とオフドライ(少し甘い)ランブルスコです。これはイタリア産の(そう、赤!)のスパークリングワインで、一度試してみると、きっと癖になります。

  • サーモン寿司とスパークリングロゼ:これをまだ試したことのない方は、癒やされますよ。私は寿司には日本酒派ですが、テイクアウトしてソファに座ってドラマ『YOU -君がすべて-』の別のエピソードを一気見する時は、ロゼスパークラーとわさびの一盛りが必要です。

  • フライドポテトとシャンパン:これは古典的なペアリングで、私のお気に入りの一つです。シャンパンの高酸がフライドポテトの油を分解します。自分を甘やかしたいなら、トリュフフライを選び、これで全体の食事にしましょう。

スパークリングワインがお祝いの時にだけ楽しむものではないように、お祝いも単にフォーマルな場面である必要はありません。やることリストのチェック済み項目が増えたお祝い、とうとうジムの会員登録をしたお祝い、あるいは、一週間を終えたお祝いをテイクアウトとシャンパンでしましょう。信じてください、決して後悔はしません。

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Viva la Vino(Instagramアカウントは@vivalavino_nyc)の創設者であるブリーレ・バックラー(女性)は、珍しい品種を愛するワイン愛好家で、ワインの神話を打ち破り、ワインの世界をより親しみやすいものにしています。ブリーレは通常、ニューヨーク地域に拠点を置いていますが、過去1年間は車で米国内を旅行し、路上からバーチャルワインテイスティングを主催していました(レンガの背景をチェックしてください - 彼女が使っている背景です!)。Viva la Vinoの哲学は、ワインは気に入ったならばそれで良いということです。ブリーレは、あらゆるレベルのワイン愛好家に自分の好むワインの性質は何か、そしてそれはなぜかを理解してもらうことに情熱を注いでいます。自信を持ってレストランでワインを注文したり、ワインショップでおすすめを尋ねたりできるように手助けしたいと考えています。ブリーレは現在WSET II資格を取得していますが、コロナの行動制限が解除されたら、WSET IIIを受験する機会を待っています。